膝の関節痛

膝の関節痛

膝の痛みといっても色々です。膝が急に急に痛み出したのなら急性関節炎、また歩き始めや歩きすぎで膝が痛むことが多いのなら変形性膝関節炎といったよ様に様々な膝関節痛の原因が考えられます。

  
膝関節は股関節と同じく人間の体重を支える大事な部分です。膝関節はその分、疲労もたまりやすく消耗も大きいため、膝関節痛の出現も高いのが特徴です。また膝の部分に水がたまるという、膝関節痛の特有の症状が現れることもあります。スポーツのしすぎや加齢などが、膝関節の痛みの主な原因になります。

膝関節痛の原因

膝関節痛はスポーツ外傷により起こることが多く、単独で膝を損傷する場合と複合して膝を損傷する場合があります。膝関節痛の原因としては、半月盤損傷、靭帯損傷、内側側副靭帯損傷・前十字靭帯損傷などが膝関節痛の原因となります。また、非外傷性の膝関節痛の原因としては変形性膝関節症、神経病性関節症、炎症性疾患、慢性関節リウマチ、偽痛風などがあります。
【スポーツ障害による膝関節痛の原因】
スポーツによる外傷と、膝の繰り返しの使いすぎ症候群である「スポーツ障害」があります。
■ランナー膝・・・長距離ランニングによって発生した過度の使いすぎによる膝の障害はランナー膝と言われ、その疾患には膝蓋軟骨軟化症・腸脛靭帯炎・鵞足炎があります。
■ジャンパー膝・・・バレーボールやバスケットボールなどでジャンプするスポーツ選手に多発するのがジャンパー膝と呼ばれ、膝の過度の使いすぎ症候群の一例です。

膝関節痛とヒアルロン酸

膝の痛み 関節痛の原因としては、軟骨の表面がざらざらして弾力性が低下し、力のかかる部分がだんだんすり減っていくことが原因です。これは、関節軟骨などに含まれ、関節の動きをよくしたり(潤滑作用)、クッションのように衝撃を吸収する働きをしているヒアルロン酸の減少によるものです。ヒアルロン酸は加齢とともに減少していきます。ヒアルロン酸が減少すると、肌のハリがなくなったり、関節の動きが悪くなり、痛みを生じることが多いです。特に皮膚では、大人の皮膚に含まれるヒアルロン酸の量は、赤ちゃんの20分の1といわれるほどです。関節の痛みに対する治療には、痛み止めの内服薬や貼り薬などがありますが、このほかによく行われている治療として、膝や肩の関節にこのヒアルロン酸の注射を行う方法があります。
ヒアルロン酸は、もともと体内(目や皮膚、関節など)に含まれている成分で、優れた保水力と非常に高い粘性と弾性で注目を集めており、身近なものでは、化粧品や健康食品などに使用され、また医薬品の原料としても使用されています。ヒアルロン酸注射の効果としては、関節の痛みや炎症を抑える、関節の動きをよくする軟骨の磨耗を抑えるなどの効果があります。
関節痛 ・ 膝関節痛 ・ 股関節痛 ・ 肩関節痛 ・ 指関節痛 ・ 風邪と関節痛 

変形性膝関節症

45歳〜、中高年の膝関節痛のもっとも多い原因がこの変形性膝関節症です。変形性膝関節症はその背景として加齢的変化はありますが、女性の発症割合が多いというのが特徴です。また、肥満体型の人に多く変形性膝関節症がみられるのも特徴の一つです。変形性膝関節症の発症は、関節軟骨にかかる負担が持続的に続くことによって起こります。患者の80%近くは原因がはっきりしない変形性膝関節症です。この変形性膝関節症では、その主因と考えられている膝関節の軟骨の変化は40歳代から始まり、50歳代を過ぎると膝の痛みを中心とした症状の発症が起こってきます。
変形性膝関節症の症状
変形性膝関節症の症状は膝関節痛です。最初は膝関節のこわばり程度ですが、初発症状として動作を開始するときの疼痛が特徴です。変形性膝関節症の膝痛の特徴は、運動時の疼痛です。ごく初期には痛みの部位が漠然としており、膝周囲の筋肉のこわばりや膝窩部や膝前面部の不快感等を訴えることが多い様です。変形性膝関節症の進行に伴い痛みの部位は次第に明瞭化します。階段の昇降運動(特に下りる時)に膝関節痛が出現します。変形性膝関節症軽快したり増悪したりをくり返して次第に悪化し、進行すると安静時にも膝関節痛を生じます。膝関節痛の次に出現するのが膝関節の可動域制限です。これは関節周囲組織の硬縮によるもので、進行すれば膝関節の変形による可動域制限が加わります。次第に膝関節周囲筋の萎縮が進行します。膝を完全に伸ばせない、膝を完全に曲げられない等の運動制限が出現します。膝関節の炎症が進行すると、膝関節内に水がたまる関節内水腫が出現します。

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